厚生年金の給付のワンポイントを教えて(公的年金編)

エフピーくん

宇宙人エフピーくんから質問

船長、船長、厚生年金の給付のワンポイントを教えて。

日本の公的年金制度は、国民年金を基礎年金とした2階建ての構造で、2階部分が厚生年金になります。

給付は老齢給付遺族給付障害給付の3つがあり、

  • 老齢厚生年金
  • 加給年金
  • 遺族厚生年金
  • 中高齢寡婦加算,経過的寡婦加算
  • 障害厚生年金
  • 障害手当金

を受給出来ます。

ワンポイントとして、

  • 老齢厚生年金は厚生年金と呼ばれ、会社員や公務員が加入する年金。厚生年金加入者は同時に国民年金の加入者でもありますので、老齢基礎年金に加えて老齢厚生年金が受給出来ます。
    受給対象は厚生年金保険の適用を受ける企業で働いている人や、公務員及び私立学校の教職員です。
    年金額は報酬比例年金額+経過的加算+加給年金額で、条件によって特別支給の老齢厚生年金を支給される人もいます。敢えて計算式は省きますが、平均標準報酬額などで算定されるため、人によって支給額は異なります受給期間は原則65歳からですが、繰上げ受給(60歳から65歳までの間に繰上げて減額された年金を受け取ること)や繰下げ受給(66歳から75歳までの間に繰下げて増額された年金を受け取ること)を選択出来ます
  • 遺族厚生年金は死亡した人が要件に当てはまる場合、死亡した人の遺族が受け取ります。但し、保険料納付済期間と保険料免除期間を合算した期間が25年以上である場合のみになります。また、遺族基礎年金は子がいない配偶者は受給出来ませんが、遺族厚生年金は子がいない配偶者も受給が可能です。
    年金額は老齢厚生年金の報酬比例年金額の4分の3の額になります。受給期間は受給資格が発生した時から、子の有無に関係なく受給者は再婚しない限りは原則として受給出来ます。子のいない30歳未満の妻は5年間の有期年金で、65歳を超えた受給者は老齢厚生年金を受け取れるようになった後、どちらか多い方の金額を受け取ります。また、遺族厚生年金は夫と妻共に厚生年金がある場合、どちらか多い方しか支給されません。
  • 中高齢寡婦加算や経過的寡婦加算は夫を亡くした妻が自身の老齢基礎年金をもらえるようになるまでの間、遺族厚生年金に上乗せして受け取れるものですが、遺族基礎年金を受けられる時は支給されません
  • 障害厚生年金は厚生年金に加入している間、または20歳前(年金制度に加入していない期間)、もしくは60歳以上65歳未満(年金制度に加入していない期間で日本に住んでいる間)に、初診日(障害の原因となった病気やけがについて、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日)のある病気やけがで、法令により定められた障害等級表(1級・2級・3級)による障害の状態にある時に支給されます。
    年金額は令和5年度4月から障害等級1級の人の場合、報酬比例年金額×1.25倍+配偶者加給年金額障害等級2級の人の場合、報酬比例年金額+配偶者加給年金額障害等級3級の人の場合、報酬比例年金額
  • 障害手当金は報酬比例年金額×2倍(一時金で支給)受給期間は法令により定められた障害等級表(1級・2級・3級)による障害の状態にある時です。

国民年金の給付と併せて、エフピーくんも是非覚えておいて。

船長

本日、任務完了

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