公的年金の制度を教えて(公的年金編)

エフピーくん

宇宙人エフピーくんから質問

船長、船長、公的年金の制度を教えて。

年金制度は、長い期間にわたって財政のバランスが取れるように運用する必要があります。

将来、支給する年金の財源などをどのように準備するかを決める財政方式には、
賦課方式積立方式の2つの方式があります。

日本やアメリカなどの主要各国の年金制度は賦課方式を採用しています。
厚生年金保険や国民年金など日本の公的年金制度は賦課方式ですので、
現役世代が納める保険料で、その時々の高齢者世代に年金を給付しています

つまり現役世代が将来受け取る年金は、その子供や孫の世代が納める保険料でまかなわれることになり、世代間での支え合いで成り立っています。そのため、自分が納めた保険料が積み立てられ、将来自分に年金として戻ってくる仕組みではありません

要は積立方式ではなく賦課方式なので高齢者の生活を現役世代が支える制度です
賦課方式はインフレに対応出来るのがメリットですが、人口に影響を受けやすいのがデメリット

©厚生労働省

積立方式人口の影響は受けにくいのですが、インフレに対応するのが難しいと言えます
インフレに対応出来ても少子高齢化で現役世代と年金受給世代の比率が変わると、年金の削減も現実味を帯びてくるのは怖いところです

©厚生労働省

ちなみに公的年金は賦課方式ですが、企業年金では積立方式が採用されています


保険料収入以外にも、年金積立金や税金が年金給付に充てられるので、エフピーくんも是非覚えておいて。

船長

本日、任務完了

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