新NISAを教えて(資産形成編)

ノバリーくん

ノバリーくんから質問

船長、船長、新NISAを教えて。

NISAは令和5年度税制改正で、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。

変更点は主に5つあります。

  • 1つ目に制度の恒久化
  • 2つ目に一般NISAとつみたてNISAの併用が可能
  • 3つ目に非課税保有期間の無期限化
  • 4つ目に年間投資上限額の変更
    一般NISAに当たる成長投資枠が2倍の年間240万、つみたてNISAに当たるつみたて投資枠が3倍の年間120万です。
  • 5つ目にジュニアNISAは2023年12月末日で廃止です。

新NISAなどの資産運用では、やはり長期・積立・分散が大切になります。

よって、株価の動きに連動して、購入株数が変わるドルコスト平均法(定時・定額・積立)を推奨します
株価が高い時は購入株数は減り、株価が低い時は購入株数は増えます。購入額は同じなので、平均購入単価を平準化させる効果があります。長期で資産形成を行う上で、有効な方法の一つだと言われています

また、新NISAと同様に話題となるiDeCoですが、運用益が非課税になるのは共通です。違いをみると、新NISAはいつでも解約に出来ますが、所得控除はありません。iDeCoの方は所得控除はあるのですが、原則60歳まで引き出しが出来ません。受取時に雑所得や退職所得として課税されるので、自分年金みたいな感じになります。両方とも活用するのが理想ですが、20代30代から始めるなら、いつでも解約出来る新NISAがおすすめ。40代50代からはiDeCoも選択肢に入ります。

国民年金しか加入していない自営業者やフリーランスの場合、会社員よりは早めにiDeCoを始めた方が良いと思います。年代や働き方によって、おすすめ商品は変わるので、ノバリーくんも、是非買ってみて。

船長

本日、任務完了

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