公的年金積立金の運用を教えて(公的年金編)

エフピーくん

宇宙人エフピーくんから質問

船長、船長、公的年金積立金の運用を教えて。

GPIF日本の年金積立金管理運用独立行政法人のことで、年金積立金を管理・運用している公的な機関です。運用資産額(2023年度第3四半期末現在)は224兆7025億円で、世界最大級の機関投資家になります。

2001年から運用をスタートし、年率3.99%の実績累積収益額132兆4113億円(うち利子・配当収入は50兆5529億円)になります。


GPIF国内外の様々な種類の資産に分散投資しており2020年度からの資産構成割合は、
国内株式25%(±7%)・国内債券25%(±6%)・外国株式25%(±7%)・外国債券25%(±8%)で運用を行っています。

2001年度以降の累積収益

©年金積立金管理運用独立行政法人

また、現在(2020年度~2024年度第4期中期目標)では、年金積立金の長期的な運用目標=賃金上昇率+1.7%となっています。運用目標に賃金上昇率が使われることは一般的ではありませんが、公的年金の保険料収入と年金給付は、賃金水準に応じて変動しています。

2002年当時、GPIF80%近く国内(国内株式・国内債券など)で保有していましたが、年金財政上、必要な利回りを満たしつつ、最もリスクの小さいポートフォリオとして基本ポートフォリオ(長期的な観点からの資産構成割合)を策定した結果、現在のポートフォリオになったようです。

日本の公的年金制度の特徴として、現役世代が将来受け取る年金は、その子供や孫の世代が納める保険料でまかなわれ、世代間での支え合いで成り立っています。

よって、
運用して増やす理由は、将来のインフレや賃金上昇に備え、年金積立金の実質的な価値を減らさないようにするためです。

エフピーくんも是非覚えておいて。

船長

本日、任務完了

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