【お客さまの声インタビュー】ASAHI EITOホールディングス株式会社 星野CEO

「保険は、最後は”人”。」―― 「住まいと暮らし」を支えるASAHI EITOホールディングス株式会社CEOが語る、全国ネットワークと”対応力”への信頼

創業300年を超える衛生陶器メーカー「アサヒ衛陶」、創業100年を超える塗料メーカー「山本窯業」をはじめ、暮らしにまつわる多彩な事業を束ねるASAHI EITOホールディングス株式会社。3年前にホールディングス化を果たし、「住まいと暮らし」の創造企業として、M&Aによる中小企業の承継・再生にも力を注ぐ、関西を代表する企業グループのひとつです。

そのすべての舵取りを担うのが、星野CEO。塗料・建材といったものづくりの本業から、後継者不在企業の再生まで、グローバルに走り回る経営者でありながら、その語り口はどこまでも気さくで率直。

今回は、ノバリ株式会社担当者との10年来のお付き合いを軸に、出会いのきっかけ、保険代理店に本当に求めるもの、そしてグループ経営の哲学まで、たっぷりとお話を伺いました。

※公式ホームページより

※現地にて撮影


「気軽に何でも相談できそうな人だった」

―― まず、ノバリ株式会社との出会いから教えてください。

きっかけは、親しくしているお客様からのご紹介でした。担当者とは今ではもう、仕事の付き合いというより、プライベートでお互いに情報交換をするような間柄になっていますね。

第一印象は、ひとことで言えば「気軽に何でも相談できそうな人だな」というもの。それは出会った頃から今まで、まったく変わっていません。お互い少し年は取りましたけど(笑)、人としての中身は変わらない。

―― その「変わらなさ」を、特に大切に感じておられる。

そうですね。世の中には、ちょっとうまくいって、お金を持った途端に人が変わってしまう経営者や営業マンが本当にたくさんいるんです。急に偉そうになったり、態度が冷たくなったり。そういう人は、やっぱり信用できない。

ノバリ株式会社の担当者は、保険業界で知らない人がいないくらいの存在になっても、人柄がまったく変わらない。自慢することもなく、淡々とやるべきことをやる。私自身も「調子に乗ってはいけないな」と背筋が伸びる思いです。


選んだ理由 ―― 「最後は”人”」

―― 数ある保険会社・代理店の中で、ノバリ株式会社を選ばれた決め手は何でしょうか。

これは、おそらく私だけでなく、同じようなお客様の多くがそうだと思うのですが――正直に言えば、私たちは保険については素人なんです。知識のないおじさんばかり(笑)。

商品もたくさんある、会社もたくさんある、あちこちから「うちの方が安いですよ」と紹介も来る。でも、説明を聞いても違いがよく分からない。だからこそ、最後は「人」なんです。誰に任せるか。誰を信頼するか。そこに尽きます。

―― 説明の分かりやすさという点では、いかがですか。

担当者は、他社との違いをポイントを絞って説明してくれるんです。「ここが違う」「こういうことがあれば、これくらいの補償が付く」と、要点をしっかり押さえて、何度でも丁寧に。だから、こちらも納得して判断できる。

率直に言えば、契約した一番の理由は「〇〇さんがいるから」。それで話が終わってしまうくらいです(笑)。周りの社長連中は、みんな同じ気持ちだと思いますよ。やっぱり人なんです。


「夜でも、台風の中でも、すぐに動いてくれる」

―― 加入後のフォローやアフター対応については、いかがですか。

ここが、一番ありがたいところです。担当の方とは、日頃からLINEや電話でこまめにやり取りをしていて、「そろそろ更新時期です」「こういう事態にはこう対応できますよ」と、向こうから連絡をくれる。こちらが忘れていても、ちゃんと拾ってくれるんです。

―― 具体的に「助かった」というエピソードはありますか。

何度もありますよ。私はプライベートでマンションも複数所有しているので、水漏れや車の事故など、トラブルが時々起こるんです。それも決まって、夜だったり、仕事以外の時間だったり(笑)。

たとえば、入居者の方から「天井から水が漏れています」と夜中に連絡が来る。すぐに何か手を打たないといけない。そんなとき、担当者に連絡すると、その場で「まず現場のここを写真に撮ってください」「ここはこう対応してください」と的確に指示をくれる。一瞬で判断してくれるんです。

オーナー業をしていても、現場のことは分からないことだらけですから。「他の部屋に被害が広がらないか」「原因はどこか」――そういう勘所を、現場慣れしたプロが押さえてくれる。これは本当に助かります。台風が来るときなども、深夜に電話をかけても出てくれる。出られないときでも「10分後にかけ直します」とすぐに返事が来る。あの対応の速さは、なかなか真似できるものではありません。

―― 担当者一人だけでなく、組織としてお支えする。

そこが大きいんです。担当が忙しくて電話に出られないときも、別の方がきちんと対応してくれる。営業所全体、会社全体でバックアップする体制ができている。

ノバリさんは会社規模が大きい。しっかりした組織です。だからこそ、担当者個人に頼り切りではなく、組織として安心して任せられる。何かあっても必ず誰かが拾ってくれる――この安心感は、規模のある会社だからこそ提供できるものだと思います。

―― これからの時代、保険料の上昇も見込まれます。

そうなんです。これからは保険料が上がっていく時代です。私たちの業界も、衛生陶器などの値上げを避けられない状況にある。世の中全体がそういう流れです。

そんな中で、いろんな保険会社とのお付き合いがあって、その中から本当に良い商品を選んでもらえるのは、私たちにとって大きなメリットです。全国に拠点を持ち、幅広い選択肢を持っているからこそできること。そこはノバリさんの大きな強みだと思います。ぜひ、これからも期待しています。


「雇用を守り、企業を再生することは社会貢献」

―― ここからは、星野CEOご自身の経営についても伺います。アサヒエイトは3年前にホールディングス化されました。その狙いは。

もともとは、管理部も経理も営業も、すべてが一つの会社の中に混在している状態でした。それを思い切って、管理機能を分社化し、ホールディングス体制にした。狙いは、経営方針を「いつでも、どこでも変えられる」体制をつくることです。

途中で何か間違ったり、うまくいかなかったりしたとき、すぐに切り替えられる。特に管理体制をそういう形に変えました。各事業会社の社長にはある程度任せつつ、本部が全体を見て、判断し、指示を出す。情報を集約することで、全体がぐっと管理しやすくなりました。

―― グループ各社をまとめる上で、難しさもあるのでは。

ありますよ。どこの会社にもあることですが、社長同士、営業同士、必ずしも仲が良いとは言えない人もいる。だからこそ、本部がしっかり一括で管理しないと、なかなかうまくいかない。

ただし、ただ管理するだけではダメで、本部から各社へ「提供する」ことも必要です。経営のアドバイスも、お客様のマッチングも、本部が動いて還元していく。そのうえで目的さえはっきりさせれば、全体が同じ目標に向かって走りやすくなる。この体制に変えて、本当に良かったと思っています。

―― 会議のスタイルにも、独自の哲学があるとか。

私は、定例の「会議のための会議」が苦手なんです。時間が無駄になってしまう。だから、社内のLINE WORKSを使って、24時間いつでも、何か問題があればすぐに連絡を取り合う。「明日の何時に集まろう」ではなく、「今、問題があるなら、今すぐ3人でグループを作って解決しよう」と。常に動かし続けないと、人は上から指示がないと動かなくなってしまいますから。

―― M&Aによる企業再生にも力を入れておられます。

買収のターゲットは、年商10億円以下くらいの中小企業が中心です。上場グループに入ることで、ガバナンスが効き、福利厚生も改善される。「前より良くなった」と喜んでくださる社員の方がほとんどです。

ただ、ガバナンスを効かせすぎると、今度は現場の自主性が失われてしまう。そのバランスを取りながら、新しい人材や事業を組み合わせてシナジーを生んでいく。これが難しいところでもあり、面白いところでもあります。

たとえば、創業100年を超える塗料メーカー「山本窯業」。長く業績が落ち込んでいましたが、再生に取り組み、ようやく落ち着いて、新規のお客様を取り込めるようになってきました。安定させて、そこから伸ばしていく――これには本当に時間がかかります。

―― 再生の現場では、DX化の難しさもあると伺いました。

そうなんです。歴史ある会社ほど、まだ手書きの業務が残っている。請求書を手書きして、押印して出す、というように。長年そのやり方でやってこられたベテランの経理の方がいて、その方が「私のやり方はこうだ」と。決して悪気はないんです、それが正しいと信じてやってこられたのですから。

ですから、無理に急がせるわけにもいかない。タイミングを見て、その方が円満に引退されるタイミングで、一気にデジタルへ切り替える。請求書も法人の申告も電子化が進む時代ですから、もう手書きベースでは立ち行かない。そういう移行を、一社一社、丁寧に進めています。

―― M&Aは「買って売る」だけではない、と。

ええ。価格の差額で儲けるような「買って売る」だけのM&Aには、あまり価値を感じません。本当に大切なのは、企業再生まで含めて取り組むこと。

日本は中小企業ばかりです。経営者の高齢化も進み、後継者がいないまま廃業してしまう会社が本当に多い。借金もない、事業も回っている、でも継ぐ人がいないから畳む――そういうケースが、ちょこちょこあるんです。M&A仲介会社は、利益の出る「売れる会社」しか扱わない。手数料にならない会社は、拾う術がないんです。

でも、そこで埋もれていく技術や、そこで働く人たちの雇用がある。潰れるのと、大手がしっかり援助して再生するのとでは、働く方の人生がまったく変わる。雇用を守り、企業を再生していくことは、立派な社会貢献だと思っています。


編集後記

衛生陶器や塗料といったものづくりの本業から、後継者不在企業の再生まで――幅広い事業を束ねながら、星野CEOが一貫して大切にしているのは「雇用を守る」「お客様を大切にする」という、きわめて人間的な価値観でした。だからこそ、保険代理店に求めるものも、商品の安さではなく”人としての信頼”であり”対応力”なのだと、深く納得させられます。

ノバリ株式会社は、全国のネットワークを通じて、お客様一人ひとりに寄り添う対応力を磨き続けています。さらに今、AI・DXを活用したソリューションといった新たな価値提供にも挑戦しています。

「保険を入り口に、お客様の困りごとすべてに応えられる存在へ」。星野CEOとの対話は、私たちが目指す姿を改めて確認させてくれる、貴重な時間となりました。

星野CEO、貴重なお話を本当にありがとうございました。


※ 本記事は星野CEOへのインタビューをもとに、読みやすさを考慮して一部表現を編集・再構成しています。