
新規取引先開拓は企業にとって重要な活動です。売上拡大にも直結しますので、経営者の方にとっては最も重要な事だと思います。
しかし、新規開拓に取り組むにあたり、信用リスクや与信管理に悩んでいる経営者様も多いのではないでしょうか。掛け払いを行っている企業では、新規取引先の財務状況等による貸し倒れや支払い遅延のリスクはかなり悩ましい問題ですよね。
売掛金が回収できないと、最悪の場合、現金が足りなくなり給与等の支払いができなくなるといった事態に発展するかもしれません。とはいえ、新規開拓をやらなければ事業拡大も実現できません。
今回は、こうした取引先の信用リスクに備える損保ジャパンの「あんしん取引・マスター」についてお伝えします。この保険を活用することで、貴社が事業拡大に推進することができるようになるかもしれません。
信用リスクについて
経営者の方は、新規取引先開拓やビジネス拡大に取り組みたいと考えている方が大半だと思います。こうした活動は、売上拡大やキャッシュフロー改善にも直結しますので、毎日どうしたら良いか考えている方も多いでしょう。
そこで、ネックになることのひとつに「信用リスク」があります。特に企業間取引(BtoB)で掛け払いを行っている企業は、下記のようなリスクは切っても切れない問題ですね。
・相手先の倒産等によって売掛金が回収できない
・財務状況が悪く入金が数ヶ月遅れる
このような信用リスクは、貴社の事業継続にも関わる重要なものです。こうした事態を避けるために、いわゆる与信管理が大切だと分かっていても、大変でやりきれない場合も多いと思います。
信用リスクへの備えが思うように進まず、新規取引先開拓に取り組めていないという経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
損保ジャパン あんしん取引・マスター
こうした取引先の信用リスクに備える損害保険として、損保ジャパンの「あんしん取引・マスター」という商品があります。
貴社の業種と売上高を申告するだけで、新規の取引先も含めて全ての取引先の売掛債権に対して倒産リスクだけでなく、入金遅延リスクにも備えられる保険です。
商品の特徴は、大きく下記3つがあげられます。
1.新規のお取引先も与信審査なしでお取引を開始
新規のお取引先も保険会社の審査なく自動補償されます。
そのため、スピード感のある営業活動と与信管理業務が効率化されます。
2.入金遅延を延滞1か月経過後から補償可能
お取引先の倒産だけでなく、1か月を経過する入金遅延が発生した場合も保険金のお支払い対象となります。
3.シンプルな補償条件
①債務者当たりの支払限度額は100万円200万円300万円から選択できます。1債務者当たりの支払限度額の10倍の保険金額が保険期間中の支払限度額となります。
②自己負担額と縮小てん補がないため、損害額を支払限度額まで100%補償します。
③包括的に国内のお取引先の債権を補償します。ただし事故時に、そのお取引先の債権の合計額が10万円以上の場合に限ります。
信用リスクに備える商品として取引信用保険が一般的に知られています。一般的な取引信用保険は、取引先のリスクを負う保険なので、取引先についての企業情報を保険会社が確認する必要がありました。
あんしん取引・マスターは、基本的には貴社の業種と売上高をもとに、保険料算出や引受出来るかを判断します。そのため、とても簡便でスピーディーに信用リスクに備えられるのが大きな特徴です。

「あんしん取引・マスター」とは、商取引ユニット(取引先倒産・入金遅延補償特約)を付帯したビジネスマスター・プラス(事業活動総合保険)のペットネームです。このページは概要のご説明となります。詳しくは取扱代理店までお問い合わせください。
引受保険会社
損害保険ジャパン株式会社
取扱代理店
ノバリ株式会社
※ノバリ株式会社(以下当社)は保険会社との委託契約に基づいて、保険契約の締結・保険料の領収・保険料領収証の交付・契約の管理等の代理業務を行っています。従って、当社と締結して有効に成立した契約については、保険会社と直接契約されたものとなります。
まとめ
あんしん取引・マスターは、新規取引先開拓促進のため、信用リスクの確認などを軽減して、スピード感を持って備えることができるようにした商品です。
信用リスクへの備えが疎かになると、新規取引先開拓を積極的に行なえなくなるだけでなく、自社のキャッシュフローや社内雰囲気悪化など、多くの影響が考えられます。そのため企業の成長のためにも、信用リスクへの備えは非常に重要な対策です。
信用リスクは感じていても十分な対策取れていない、積極的に新規取引先の開拓を行いたいという企業様には、与信管理の手間を削減し安心して新規取引先と取引ができることに、あんしん取引・マスターがお役に立てるかもしれません。
補償内容や保険料など、詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください。
承認番号:SJ23-02350 ※作成年月2023年6月1日