
大型台風やゲリラ豪雨も珍しくなくなりました。毎年のように建物等に被害を与えていく台風が嫌いになりそうですよね。
私たちの生活は危険でいっぱいです。大雨による河川の決壊、大型台風による屋根の損傷、巨大地震の発生等が頻繁に起きています。災害対策を事前にしておかないと、家や事務所が無くなり、修理や引越し費用など予期せぬ負債を抱えることにもなりかねません。
私たちノバリは、2009年から火災保険比較サイトを運営し、多くの方へ火災保険をご案内してきました。実際の災害で保険金をお支払いできた・できなかったケースを体験しハザードマップの重要性をひしひしと感じています。
この記事では、損保ジャパンが開発した「THEすまいのハザードマップ」をご紹介します。地震・台風・水災を網羅したかなり質の高いハザードマップです。これがあれば他のハザードマップ探す必要ないレベルです。
もはや災害対策にハザードマップはかかせません。調度良いハザードマップをお持ちでない方はぜひ。
一つで主要なリスクを網羅したハザードマップ
「THEすまいのハザードマップ」は、損保ジャパンが独自に評価・分析・作成したオリジナルの総合ハザードマップサービスです。
公的機関から入手した各種データと損保ジャパンが保有している保険金の支払いデータ等を用いて危険度を教えてくれます。
なにより凄いのが、自分の会社や住んでいる住所地でハザードマップを作成してくれるところです。ピンポイントで危険度が分かります。
下記バナーは弊社(ノバリ)東京本社の所在地で作成したものです。どんな情報が記載されているかご確認ください。
6つの災害区分が一目で分かる
気になる災害区分は地震・水災・風災・落雷・雪災・その他(交通事故)に分かれています。また、リスク度合いを高・中・低の3段階で定めています。
一覧表と各災害ごとの詳細ページで構成されてます。詳細ページには、実際にどの程度の災害になるかも記載があります。水災であれば何メートル浸水するか、地震であれば震度何の地震がどのくらいの割合でくるかなどです。
主な記載内容
■地震
今後30年以内の地震以上の地震が起きる確率
■液状化
住所の液状化の可能性
■津波(南海トラフ)
南海トラフ地震による津波の可能性と、想定される浸水の深さ
■津波(首都直下地震)
首都直下地震による津波の可能性と、想定される浸水の深さ
■浸水
大雨などによる浸水の危険と想定される浸水の深さ
■洪水
想定される最大降水量
■土砂災害
土砂災害の危険度
■台風
台風被害にあう危険度と過去10年間の上陸回数
■竜巻
竜巻被害にあう危険度と過去10年間の発生回数
■落雷
落雷被害の危険度と過去の発生回数
■積雪
積雪による被害の危険度と過去30年間の最深積雪
■交通事故マップ
近隣の交通事故の危険度と発生個所
■緊急時マップ
避難所や警察、病院などの場所


ハザードマップを使わない災害対策は不十分
自然災害からは、もはや逃れられません。ならば、まずは自分たちが置かれている環境を冷静に分析・対処していくことです。その為にハザードマップは非常に有効なツールです。
水災にあう地域は分かっている
例えば、今まで河川が決壊して水没した地域は、驚くほどハザードマップの予想した水没地域と一致しています。
自分の家が水没する可能性がある事を、ハザードマップを見てあらかじめ知っていれば、台風や大雨が来た時に早めの避難が可能になります。避難しようか迷っている間に、取り残されるということも無くなります。
交通事故・避難所等の情報もあり
「THEすまいのハザードマップ」では自分の住んでいる地域の交通事故が頻繁に発生している箇所も示しています。家族で共有すれば、日常生活における注意点も明確になって良いですね。
また、最後のページに緊急時マップとして避難施設・病院・消防・警察も載っています。とても親切ですね。
まとめ
このハザードマップは損保ジャパンの代理店が作成できます。作成に必要なのは、①住所と②建物の柱の素材(木造、鉄骨、コンクリート等のどれか)を伝えてもらうだけです。システムに入力すれば、すぐに作成されます。
近くに損保ジャパンの代理店があれば、ぜひ問い合わせてみてください。作り方知っていれば誰でも作成できます。PDFであれば、メールですぐお渡しできます。
自分の住んでいる場所のリスクが分かれば、防災対策で何をしなければならないのか、火災保険の必要な補償は何かなど判断できることが増えます。
ハザードマップは、災害が多い日本ではすべての人が持っておくべきものです。弊社でもお問合せいただければPDFでお渡しできます。もちろん無料なのでお気軽にお問い合わせください。火災保険の見直し等もご要望があれば是非ともお声かけ下さい。