あなた専用のオリジナル損害保険を作りませんか?

「こんな保険があれば良いのに…」「ユーザーの問題を保険で解決できないかな」「他社との差別化に使える保険無いかな」と考えたことはありませんか? たしかに、思い通りの保険があればビジネスを他の会社よりも有利に進められますよね。

損害保険というと、保険会社が販売する決まった商品に契約するのが一般的です。しかし、条件によってはオーダーメイドのようなオリジナル損害保険を作ることができるんです。私たちは、様々な業種や規模の企業様に「オリジナル保険」を提供してきました。

この記事では、あなた専用の損害保険を作るメリットや方法をお伝えします。一般的にはあまり知られていない、御社のビジネスがより拡大する可能性が見つかるかもしれません。

オリジナル損害保険を作るとは

企業経営、商品開発、eコマースの運営業、会員組織の運営等に携わっている方の中には、下記のように考えたことはありませんか?

「こんな保険があれば、商品の差別化が出来るのに」
「ユーザーの問題を保険で解決できないかな」

確かに、思い通りの保険があればビジネスを有利に進められますね。でも、世間の常識では保険会社が作った既存の保険商品に申込むのが原則です。

しかし、じつは条件によってはそんな「オリジナル損害保険」を作ることができるんです。

今ある商品から必要な補償をチョイス

多くのユーザーに向けて販売する損害保険を作るには、金融庁の認可が必要で損害保険会社の仕事です。

私たちのような、一般的な保険代理店は商品を作るメーカーとしての役割は出来ません。そのため、ここでご紹介するオリジナル損害保険とは下記のようなものです。

■オリジナル保険
特定のユーザー、会員組織、団体に対して
既存の損害保険商品に特約書というものを契約する際に損害保険会社と交わし
必要な補償だけを合理的にアレンジした損害保険

…なんのこっちゃですね。

分かりやすく、洋服で例えると、ある程度決まった型、生地、ボタンや裏地等オプションの中から自由に選択できるパターンオーダーのようなイメージです

欲しい補償を決めて、今ある保険商品の中から必要な補償だけを組合せて形にていく感じですね。

保険会社と交渉して作る

このオリジナル損害保険を作るには、明確な収益プランを作成した上で保険会社との粘り強い交渉とノウハウが必要です。

保険会社もビジネスなので、「誰の問題も解決しない、作って赤字になる、モラルやコンプライアンスに触れて問題になる」ような保険は運営できません。

そのため、交渉ができる代理店が少なく一般的には知られていません。

メリットや活用事例

一般には知られていないオリジナル損害保険ですが、すでに具体的になっている事例がいくつもあります

例えば、企業様の製品・商品に延長保証、アクシデント補償等を付けることにより、他の製品・商品と差別化を図る事にオリジナル損害保険を活用している企業があります。

さらに、インターネットの世界では会員組織においてオリジナル損害保険の販売成功例や、eコマースにおける補償のセット売り、いわゆるレ点ビジネスを活用して事業収益の拡大をしています。

その他、代表的な活用事例を下記にご紹介します。

■活用事例
① 会員の福利厚生制度のお祝い金等を保険化したい。
② 団体の構成員に高齢者が多く、活動中の補償をケガだけではなく脳疾患や心臓の疾患が発症した時のお見舞金が欲しい。
③ 寒冷地で外に置いてある灯油タンクから灯油が盗まれた時に見舞金を出したい
④ 中古車販売店のサイトを運営している業者が中古車販売店の販売者用車両の補償制度を立ち上げた。
⑤ 高級品の会員組織を運営しているインターネット業者が会員の購入した高級品のアクシデント補償をしている。
⑥ 旅行業者の運営サイトで、旅行販売をする際に旅行傷害保険の購入を促す項目を作成してレ点ビジネスを成功させる。
⑦ 家電製品を販売しているサイトで、販売の終了時に延長保証の購入を促す項目を作成してレ点ビジネスを成功させる。
⑧ スキー場のリフト券にスキー場内のトラブルに関わる保険が自動付帯されている。
⑨ 自転車購入者に購入後3年ケガの補償と盗難補償がついてくる
⑩ IOTの技術で自転車の追跡機能が付いている鍵を開発、その鍵が付いているときの盗難補償

※上記は活用の一例です。すべてのケースで実現できる訳ではありません。

このような事業が抱えている課題や、ユーザーが感じている不満などがあれば、保険を使って対策を用意できる可能性があるのがオリジナル損害保険です。

作成に必要な条件

オリジナル損害保険は、あくまでも例外・特別の引受方法です。そのため、上記のような活用方法を誰でも実現できるわけではありません。

オリジナル損害保険を作るために必要な条件はケースにより様々ですが、大きく下記2つがポイントです。

・マーケットサイズ
・ニーズ

マーケットサイズ

どれぐらいの需要があるかが重要です。会員数、取引回数、販売数等、具体的な数字に基づいて、年間損害保険料(掛け捨て)が1,000万円以上見込めるかが目安になることが多いです。

自社や自分の会員組織だけではマーケットサイズが足りないと思われた方は、上位の業界団体、同種の団体、全国組織等、同じ悩み・希望を持っている団体や企業に持込むと実現する可能性が生まれる場合もあります。

ニーズ

「どんな補償を必要としているのか?」「何に困っているのか」「本当に必要な補償は何か」を明確にします。

既存の損害保険商品は広くニーズを汲み取るために幅広い補償をしています。一方オリジナル損害保険は「こんな補償は要らない、この補償だけ欲しい」を具体的にしていくことで合理的な保険設計が可能になります。

分かりやすい例では、商品を販売する店舗で、盗難の補償が必要無い場合は外すこと等によって、保険料を削減した合理的な保険設計を目指していきます。

まとめ

オリジナル損害保険は、代理店とお客様との話し合いが重要です。保険会社と交渉するにあたって、いかに事業実態やビジョンをすり合わせていけるかがキモになります。

大変な作業ではありますが、実現した場合はユーザーの利便性向上等の大きなメリットを得られます。満足度向上や他社との差別化により、あなたのビジネスを拡大する可能性が広がるので、検討する意味は大きいです。

ノバリでは業種や規模問わずご相談を受け実現してきています。今まで、他の代理店や損害保険会社で断られた案件でも、ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。