
最近、エンベデッド・ファイナンス(組み込み型金融)と言う言葉が注目されています。
エンベデッド・ファイナンス(組み込み型金融)とは、金融以外のサービスを提供する業者(小売業・サービス業・不動産販売業等)が金融サービスを既存のサービスに組込んで提供することです。
昨今「あらゆる業種業態が金融により収益を獲得する」とまで言われています。この背景は、金融とは情報のやりとりであり、物の移動が無いから、インターネット上の取引と親和性が高い。また、スマートフォンで、小売りから、サービスまで契約締結が完結できる環境が整ったからです。
今回は、こうした環境の中、損害保険を使ったエンベデッド・インシュアランスについてお伝えします。
1.中小企業とエンベデッド・インシュアランス
エンベデッド・ファイナンスは、大手のプラットフォーマーだけのもので、中小企業の経営者には関係ないと思っていませんか?
少なくとも、弊社の本業である損害保険分野において、エンベデッド・インシュアランス(組み込み型保険)は、以前から取組んできましたし、今後も積極的に取組んでいきたいと思っています。
それは、何故かと言うと、損害保険を付保することにより、商品やサービスの差別化は以前から行われてきました。これが、消費者の購買行動の流れの中でスマホのアプリケーション上で、違和感なく損害保険の加入が出来る、もしくは、既に損害保険が付保されている商品を購入しているのがエンベデッド・インシュアランスだからです。
イメージしやすいのは、旅行をスマホで予約した際に最後に旅行傷害保険の加入の画面が出てきて、加入する時に別のサイトに移動することなく旅行代金と一括して決済するというのも身近にあるエンベデッド・インシュアランスなのです。

2.他社との差別化にエンベデッド・インシュアランスを活用
皆様の商品・サービスを差別化するための損害保険の考え方については、ノバリ保険記事「あなた専用のオリジナル損害保険を作りませんか?」を参照して下さい。具体的な事例を交えて紹介しています。
現在、皆さまが提供している、商品・サービスに補償・保証を付加することにより、差別化して競争力を増すための損害保険について、弊社では今までに数々の企業様と取組んできたので、お役に立てると思います。
是非とも、皆さまが提供する商品・サービスに損害保険を付保することによりエンベデッド・インシュアランスを構築しませんか?