2024年10月のコンプライアンス研修

皆さん、こんにちは。本日は毎月第四月曜日の朝会で実施しているコンプライアンス研修でした。今回のコンプライアンス研修は、主に①保険募集に関し著しく不適当な行為②情報セキュリティに関する態勢整備③第一次選択の重要性について学びました。

保険募集に関し著しく不適当な行為では、保険業法第307条の基本ルールである「行政処分の内容を履行しない場合や保険募集に関し著しく不適当な行為をした場合には、保険募集人としての登録を取り消される可能性があります。」を確認しました。具体的には、作成契約(架空契約,名義借契約,無断契約を含む)等、保険料の費消・流用、社員代行募集・付績行為、無面接募集、代筆・代印、入院中募集、当初から短期の中途解約を前提とした契約等、保険本来の趣旨を逸脱するような募集行為などです。

情報セキュリティに関する態勢整備では、メール添付ファイル自動暗号化システムの導入と本社管理下の総合セキュリティソフトについて説明がありました。2025年1月より各出先オフィス1つ強制付与します。全メールアドレスに付帯可能で、アドレスの個別指定も可能とのことです。

第一次選択の重要性では、モラルリスクを防ぐための対応(契約内容登録制度・契約内容照会制度,支払査定時照会制度,生保警察連絡協議会の運営等)、未然防止のための対応、逆選択が疑われた事例などを学びました。また、お客さまにとって経済的合理性がない乗換となる場合は、既契約の継続をご案内することを再確認しました。

当社ではコンプライアンス・マニュアルを社員ごとに所持することと各出先オフィスでの備え付けを義務としております。未対応の場合は、サイボウズからダウンロードして早急に対応してください、と改めて指示がありました。

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