皆さん、こんにちは。本日は毎月第四月曜日の朝会で実施しているコンプライアンス研修でした。今回のコンプライアンス研修は、①特定保険契約ルール②事案報告(苦情対応体制・苦情発生時の顧客対応)③高齢者・障害者募集とアフターフォロー④コンプライアンス・マニュアルの改定について学びました。
特定保険契約ルールでは、特定保険契約は金利,通貨の価格,金融商品市場相場等の変動によりお客さまに損失が発生するおそれがある保険契約であることを確認。具体的には変額保険,変額年金保険,外貨建保険・外貨建年金保険,市場価格調整(MVA)を利用した保険などです。「適合性確認チェックシート」「共同募集・代理店分担チェックシート」は、WiseOffice2の「お客さま意向確認ナビ」に添付して提出することを再度徹底しました。
事案報告(苦情対応体制・苦情発生時の顧客対応)では、事案管理表2024,苦情発生時の顧客対応,発生事案内容の共有と再発防止策,事故後の遡及訂正(乗換契約案件における特約の遡及日設定誤り)などを情報共有しました。
高齢者・障害者募集とアフターフォローでは、基本的な考え方を学びました。高齢のお客さまの募集時および契約加入時の対応の注意点として、親族等の同席,複数の募集人による保険募集,複数回の保険募集機会の設定,他の募集人による、お客さまの意向に沿った商品内容等であることの確認が必要です。また、障害者差別解消法で不当な差別的取扱いの禁止,合理的配慮の提供などが定められています。2021年の法改正により、2024年4月1日から全ての民間事業者で合理的配慮の提供が努力義務から法的義務になったことも確認。
コンプライアンス・マニュアルの改定では、代理店業務品質評価基準, 早期消滅契約のフォローアップ,継続率分析およびヒアリング・指導,特定保険契約・リスク商品等の対応記録などを情報共有しました。
9月はコンプライアンス研修を2回実施する予定で、来週は全社テストのフィードバックとコンプライアンス研修になります。とても重要な月になりますね。