
おはようございます。全国の営業所長,社員の皆さんも、おはようございます。こちらの『企業理念と行動指針-ノバリウェイ-』を先月、先々月に続き、解説していきたいと思います。三回シリーズの最後で、今月はこちらを補足説明しますね。
『企業理念と行動指針-ノバリウェイ-』解説 第三回目(三回シリーズ)
◇管理職・管理職候補 心得実践
◇役員・役員候補 心得実践
今月は管理職,役員,経営者候補が対象になりますけど、社員の立場でノバリが求めるリーダー像を理解していただければ良いかなと思います。おそらく、管理職や役員でも全ては実践出来ていないと思うので、志や目標ということになるかもしれません。最後のページの◇将来の経営者候補◇経営者に求められる能力については、来月以降どこかで話したいと思います。
では、◇管理職・管理職候補 心得実践から補足説明します。
◇管理職・管理職候補 心得実践
- お客さまの立場で最善の判断をすること
- 会社と部下の課題を明確にすること
- 月1冊は経営書を読み蓄積をすること
- 部下の仕事に感謝し責任を取ること
- 部下の強みを使って成果を上げること
- 部下の育成評価は公平無私ですること
- 新規事業に積極的に取り組むこと
ポイント…組織的成果を出せるリーダー
「判断」「課題」「蓄積」「責任」「成果」「公平」「新規」がキーワードになっています。まず「判断」ですけど、チームとして、やるかやらないかの判断業務は管理職の重要な仕事の一つです。ノバリ東京本社の例を挙げると、以前、ネットで火災保険の販売に力を入れていた時、シフト制を組んで年中無休で対応していたんです。現在は法人顧客を中心にしているので、社員の方も月曜日から土曜日のシフト制でお客さまのフォローをしていると思います。ただ、個人のお客さまや生保の見込みが増えてくると、来店型保険ショップのように土日祝も忙しくなる可能性がありますよね。そういったお客さまの変化を見逃さず、判断材料の一つにすることが大事になります。「課題」を明確にするには部下からの報告・連絡・相談が必要不可欠になります。しっかりコミュニケーションをとるということです。課題解決へのアドバイスは、やはり様々な経験をしていることが大切ですし、そもそも相手を理解していないと解決策まで導けないことが多いと思います。会社の課題としては、新人教育や社内教育をするにあたり、社員のレベル別教育ソフトが若干不足しているように感じております。今後の課題ですね。「蓄積」の方は、自分で経験を積み重ねていくことも大事ですけど、経営書などを読むと疑似体験出来るので、それなりの力はついてくると思います。読書の効用ですね。一般的に1回経験したことは、2回目は簡単に解決出来ますよね。「責任」は、部下には感謝し、チームの責任を取るということです。チームとしての仕事なので、部下の働きやすい環境を整えることも大切になります。忙しくなると、上司の機嫌が悪くなるみたいな笑い話にもなりそうなことを聞いたことありますが、この場合、チームの雰囲気が悪くなるので、上司が仕事力を高めるか周りがサポートするしかないですかね。上司は自覚ないと思いますが、キャパオーバーになっていると思います。「成果」は組織的成果を出せるリーダーが理想で、部下の強みを使うことを心掛ける必要があります。何でも自分でやらないと気が済まない方は管理職には向かないと思います。理由は部下を育てようとする努力をしないからです。強みからの成長ですけど、弱みを放っておくのではなく、弱みの改善も同時に考えてあげた方が本人のためになると思います。「公平」の方は、部下の育成評価に個人的な好き嫌いは持ち込まないということです。感情だけで動くと公平な評価が出来ず、企業カルチャーも変わってしまうので、注意が必要です。「新規」事業に限らず、ルーティンワークの仕事に満足せず、次から次へ創意工夫のある仕事をしていただきたいと思います。現状打破は新規の取り組みにありというのは覚えておいてください。新しいテレアポや生保の法人開拓なんかも新規の取り組みになります。先日もお伝えした通り、現状維持は保険会社からの評価も下がり、手数料も減っていく流れにあります。ポイントの組織的成果を出せるリーダーは、この質問『会社を成長させるために、あなたなら何をする?』に回答出来る方となります。
では、次に◇役員・役員候補 心得実践を補足説明します。
◇役員・役員候補 心得実践
- 未来のお客さまサービスを考えること
- 会社と管理職の課題を明確にすること
- 週1冊は良書を読み教養をつけること
- 社員の仕事に感謝し責任を取ること
- 理想を語り率先垂範して挑戦すること
- 企業理念を深く理解し教育者たること
- ゼネラリストとして人格を高めること
ポイント…付加価値の高い仕事を創造するリーダー
①未来のお客さまサービスとは新しいマーケットを創るということで社員の雇用が出来るということですね。ノバリ東京本社の例を挙げると、テレアポ中心からインターネットの広告で新たな顧客を獲得したり、損保系乗合代理店の営業所を全国展開した戦略なんかは、業界内では新たなマーケットを創ったと言えると思います。②は管理職の課題ですので、ノバリウェイに沿って仕事を進めているかなどの確認になります。部下から管理職へのちょっとしたクレームは、私の経験上、仕事そのものより些細な事が多いように思えます。例えば、身だしなみや挨拶などのコミュニケーションのところですね。ですから、役職がついても、社会人の基本には忠実であってください。③は経営書に加えて教養書などを読むと器を広げることになると思います。私の方も自己啓発系の書籍や国際政治や経済関係の書籍も、たまに読むようにしています。ひたすら映画を観ている時もあります。様々な教養が蓄積してくると、化学反応を起こしたり新しい発想が出やすくなるのは、私の方で既に実証済みです。おそらく、保険のことしか知らない方よりも、将来的に発展する可能性は秘めていると思います。また、お会いする方も退屈はしないし、強い印象を受けるケースが多いようです。④私も毎日朝仕事を始める前と仕事を終えた夜の2回は、全国のノバリ社員と全国のお客さまに感謝の気持ちを持つように心掛けています。また、責任を取るのが仕事であるという姿勢が大事になります。例えば、誰がやっても成果が出にくい状況で、責任感を持って諦めずに挑戦する姿勢を経営陣は評価しているということです。⑤理想は、今後経営計画のビジョン等で明らかにしていく予定ですけど、どうやったら達成出来るのかチームで語り合って欲しいと思います。当然、指示を出すだけでなく、先頭に立って行動する率先垂範型のリーダーを目指してください。率先垂範型とは、分かりやすく言うと、部下が嫌がる仕事でも上司が率先して取り組んだり、部下と一緒に汗を流すということです。⑥ノバリウェイを頭で理解することは可能ですが、深く理解するのは実践しないと分からないと思います。ですから、一つ二つでも実践してみてください。⑦の人格とも関わりますが、おそらく、実践を通して人格を高めることが出来ると思います。教えることによって学べることもあるので、立派な社会人をどう育てていくかという仕事にもなります。また、人格を高めたり人柄を磨く過程がないと、真なるサービスや究極のサービスは生まれないと思います。ミーティングの際に、短時間で良いので、一人一人自分の気付きや具体的に実践してみたいことを話し合ってみてください。
では、今月は以上とします。ありがとうございました。