2022年6月の社長講話

おはようございます。全国の営業所長,社員の皆さんも、おはようございます。こちらの『企業理念と行動指針-ノバリウェイ-』を先月に続き、解説していきたいと思います。是非ノバリウェイの理解を深めていただき、実践していただきたいなと考えています。おそらく、中長期的には仕事の成果が出たり、社会人として成長していく可能性が高いと思います。三回シリーズになりますけど、今月はこちらを補足説明しますね。

目次

『企業理念と行動指針-ノバリウェイ-』解説 第二回目(三回シリーズ)

企業理念と行動指針<社員心得>
◇新入社員 心得実践
◇社員・契約社員 心得実践

今月は全社員が対象で、来月は管理職,役員,経営者候補が対象となりますけど、ノバリとして求める人材像がある程度明確になるんではないかと思います。

では、企業理念と行動指針<社員心得>から補足説明します。

企業理念と行動指針<社員心得>

  1. お客さま第一の会社
  2. 相互に助け合う会社
  3. 自助で学習する会社
  4. 全て自己責任の会社
  5. 理想に挑戦する会社
  6. 平等かつ公平な会社
  7. 手堅くて大胆な会社

*①お客さま第一の会社をつくるために②③④⑤⑥⑦の実践がある

「お客さま第一」「相互に助け合う」「自助で学習」「全て自己責任」「理想に挑戦」「平等かつ公平」「手堅くて大胆」がキーワードになっています。<社員心得>のポイントは、①お客さま第一の会社をつくるために②③④⑤⑥⑦の実践があるということです。先月の<経営心得>に①お客さま・社員・ノバリの幸福とありましたけど、お客さまの幸福があってこそ、社員の幸福とノバリの幸福に繋がっていくということですね。ここが分からないと、サービス精神も出ませんし、意向把握義務も真剣に取り組むことは出来ないと思います。ですから、「お客さま第一」を掛け声で終わらすのではなく、日々実践していくことが大事だと思います。「相互に助け合う」は、ライバル会社にサービス競争で勝つためには切磋琢磨し助け合っていくことが必要ということです。セクショナリズムを排除しないと仕事効率も悪いですし、人が育つカルチャーも出来ないということです。「自助で学習」は、現在、インターネット等で情報収集がしやすい環境であるので、最新の専門知識を学ばないと時代に遅れていきますし、お客さまからの信頼も得られないと思います。まずは保険商品から学び、周辺分野の知識まで広げていけると企画力や提案力もついてきます。「全て自己責任」は、社会人として成長出来るかどうかに密接に関わっていますね。責任を取れる方が基本的に出世していく方ですしリーダーになっていく方だと思います。なぜなら、他人のせいや環境のせいにしても何も解決しないからです。例えば、お客さまに誤解を与える伝え方をしてご指摘を受けたなら、次回からは書面に残すなどの創意工夫を考えないとダメですよね。なんで理解してくれないんだろうと嘆いていてもしようがない面もあります。ただ、クレーマーみたいな方には毅然とした態度は必要不可欠になります。「理想に挑戦」は、個人として、チームとして、ノバリとしての理想を時折描いて欲しいと思います。やはり、準備している方にチャンスはやって来るのが鉄則ですね。最近の例ですと、歯医者さんをコンサルティングしている企業から歯科医院の節税や退職金制度の相談を受け、坂元取締役に提案してもらいました。その結果、弊社をパートナーとして認めてくれそうな感じになっています。ですから、ビジネスチャンスを逃さないためにも、最高の自己を考え、目標を立てていただきたいと思います。今後は人事制度・人事評価でも、社員一人一人が毎年大中小の目標を設定いただく予定にしています。「平等かつ公平」は、嫉妬カルチャーではなく祝福カルチャーつくっていきたいということです。先程の<経営心得>①お客さま・社員・ノバリの幸福の中に3つの最大幸福を目標とありますけど、祝福カルチャーは幸福の増幅をもたらします。他人の喜び、我が喜びといったところでしょうか。自分の喜びを他人に喜んでもらえると嬉しいと思うので、こちらの考え方も大切にしてください。「手堅くて大胆」は、日々の仕事は手堅く、時折、新しいことにチャレンジして欲しいなと思います。日々の仕事、ルーティンワークを手堅くやるだけですと、売上は上がることはなく現状維持ということも覚えておいてください。また、売上が現状維持出来たとしても、保険会社は売上を伸ばさないと手数料率を下げてくる可能性がありますので、新しい取り組みは会社の維持や発展のために不可欠ということになります。

では、次に◇新入社員 心得実践を補足説明します。

新入社員 心得実践

  1. 電話は3コール以内に取ること
  2. こなすではなく心を込めること
  3. ミスを減らし常に改善をすること
  4. 仕事以外の無駄話はしないこと
  5. 上司の指示に素直に従うこと
  6. 資格は積極的に取得すること
  7. 与えられた仕事に責任を持つこと

ポイント…素直な心で基本を徹底

  1. 電話受けは会社の顔となるので、本来とても重要な仕事です。営業以外の社員には、お客さまとのコミュニケーションの練習にもなるので、前向きに取り組んでください。
  2. ただ、こなすだけだと創意工夫は生まれないでしょうね。一般的にはきめ細やかなサービスを評価する方が多いです。
  3. ミスが出た時は、必ず原因を見つけてください。そうしないと同じミスが続きますので。
  4. 別の言葉で言うと、コミュニケーションは大切。でも、他人が仕事に集中している時は邪魔をしないということでもあります。休憩時間を有効活用してください。
  5. 上司にもいろんなタイプがいますが、良い上司からは仕事を教わり、微妙な上司からは反面教師にしてください。なぜ、素直さが大事かと言うと、素直な方じゃないと、周りの方からのアドバイスが得られないと思います。
  6. まずは保険業界での資格を積極的に取得してください。周辺知識としてはFPの資格なんかも良いですね。会社は社員の能力などを見て適材適所を考えていますので、将来的には仕事の幅が広がると思います。
  7. 小さな範囲でも社会人としては責任を取る姿勢が必要になります。逆に責任感がない人には仕事を与えるのが怖い面もあります。ポイントは素直な心で基本を徹底ですので、挨拶や敬語など社会人として当たり前のことは、しっかり実践してください。

では、次に◇社員・契約社員 心得実践を補足説明します。

◇社員・契約社員 心得実践

  1. お客さまの要望をしっかり聞くこと
  2. 上司に報告・連絡・相談をすること
  3. 必要な実務知識の習得に励むこと
  4. クレーム対応は速やかにすること
  5. 自分の強みと理想像を念い描くこと
  6. 一つの機会を積極的に活かすこと
  7. 運動と食事はバランス良くすること

ポイント…報告・連絡・相談の習慣化

  1. お客さまからの評価は聞く姿勢にあります。今、私が皆さんの前で話していても、話しやすい態度,話しにくい態度があるんですよ。ですから、お客さまが本音で話せる姿勢や態度を考えてみてください。対面では身だしなみなどの第一印象も大切になります。
  2. 上司が何を求めているのかも中々分からないので、日頃からコミュニケーションを取った方が良いですね。昔と違って、ゆとりのご時世になっているので、部下から自分の足りない点をご指摘してくださいという位でちょうど良いかもしれません。
  3. 保険業界の知識から関連のある知識や情報まで段々と関心を広げていくと良いと思います。大事な点は使える知識まで掘り下げるということです。例を挙げると、セミナーの講師が出来たり、ブログ記事が書けるレベルですね。そこまでいくと、お客さまからの信頼が厚くなると思います。
  4. 迅速なクレーム対応で、クレームというのは終わってしまうことが多いです。小さなクレームが時間の経過と共に大きくなっていく傾向があります。あと、クレームは宝と思って、創意工夫に繋げてください。
  5. 短期的視点だけでなく、中長期的な視点も持っておくということです。自己投資していくと、どこかで化学反応が起きることを信じた方が良いですね。
  6. 積極的な方は全てがチャンスかもしれないですね。現在のようなコロナ禍や世界的な資源高のインフレ、株安、円安の中でも、逆手にとって活かせないか考えている方々です。タイミングとか運というものも、やはり先程の準備している方に訪れるんだと思います。ある意味、引き寄せの法則の実践になります。
  7. 付け足すとすれば、運動,食事,睡眠のバランスということになりましょうか。人生100年の時代、30代以降は特に運動と食事の所はしっかり考えた方が良いと思います。運動に関して言えば、私自身毎日数kmのランニングと腹筋、腕立て伏せなどやっていますけど、気を付けないと直ぐ太り気味になってしまいます。食事の方も、健康診断の結果をもとに心掛けていけば、ある程度の健康は維持出来るのかなと考えています。ポイントは報告・連絡・相談の習慣化などで、上司としっかりコミュニケーションを取り、上司の必要な情報を共有し連携してお仕事を進めてください。お互いに相手を理解しようとする姿勢が大事になります。ノバリは減点主義ではなく加点主義です。ですから、社員がお客さまのことを考え、積極的に電話を取ったり、土曜日に出社される方もいるかと思いますが、すべて加点対象になるということです。ミーティングの際に、短時間で良いので、一人一人自分の気付きや具体的に実践してみたいことを話し合ってみてください。

では、今月は以上とします。ありがとうございました。

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