
おはようございます。全国の営業所長,社員の皆さんも、おはようございます。
今月のビジョンシェアリングは「チームマネジメントの基本」になりますが、その前に2つご報告させていただきます。1つ目は、先月27日に生命保険の認定代理店の授与式に参加してきたことです。全従業員を代表して行ってきました。約8万店ある生命保険代理店でも、わずか110社だけなので、是非お客さまにも紹介してノバリブランドを高めていただければと思います。損保に強い大型保険代理店で、認定代理店になっているところは全くと言っていい程ありませんので。2つ目は先週金曜日に実施した保険募集委員会のことです。山本所長が推進している全社員参加型は大賛成ですし、またとても良い形で機能しているように感じました。これから、お話する「チームマネジメントの基本」は営業所内だけではなく、保険募集委員会のような横の組織(チーム)でも重要な考え方になります。先月の社会人基礎力は個人版で、今回はチーム版ということになるかもしれません。4月14日の所長会までに、ここまではお伝えしておきたかったことになります。

今までの保険代理店だと集団でも許されているところもありました。ただ、今年もしくは来年以降になると、保険会社各社がそれぞれ品質評価を求めてくるので、さらに組織(チーム)としての団結力が求められます。これは組織(チーム)が全員同じ方向を向いている状態であり、目標に向かって一体感を持ち協力している状態でもあります。会社の方向性とずれている方は、個人的にいくら仕事が出来る方でも、会社としては評価が上がりにくいので注意が必要です。組織を活かすこと、個人を活かすこと共に重要ということになります。

逆に不健康なチームに現れる現象をお伝えしますと、個人主義が強く横の連携がない(コミュニケーションが取れない),上司などの周りの顔色を伺う(本音が言えない),自己防衛的・排他的な言動や行動が多い(ネガティブ思考),設定された目標を高いと感じ、諦めや、やらされ感が強い(現状維持),改善提案やアイデア等がほとんど出ない(受け身),全てにおいて誰かが何とかするだろうという傾向が強い(無関心),全ての意思決定をリーダーに依存している(無責任),ミッションやビジョンは形だけで、何の効力も持っていない(ノバリウェイの実践なし)となります。対比すると良く分かると思います。

これから、チーム作り(チームビルディング)をする営業所は、是非参考にしてみてください。東京本社では、第3段階と第4段階を同時に考え、実践しているところです。第3段階のチームの決まり事が明確になったり、変更になったりすると、必ず不満を持つ方が出て来ます。おそらく、今までのやり方・方法で自由にやりたいだけだと思いますが、会社でイノベーションをかける時はしっかり理解し対応していただきたいと思います。第4段階は冒頭お話した生命保険の認定代理店としての在り方です。生命保険を次の事業の柱に育てていくことが課題になっています。現在、本社ではFP事業とIFA事業の展開を管理職が中心になって考えていますが、先ずは事業承継などのテーマで業務提携を広げていきたいと思っています。生命保険を強化したい営業所の方とも、今後は積極的に連携していければと思います。チームの成長の4段階のポイントは、会社の方向性を理解し実践している方の人事評価を高めていくことが重要だと思います。

1分程お時間取りますので、こちらの価値観のキーワードから各人重要なものを5つ程選んでみてください。なぜ、こういったものを提示しているかと言えば、仕事の考え方の元になるからです。例えば、「専門性」や「知識」を選ばれる方は勉強を良くされる方かもしれませんし、「柔軟性」や「協力」を選ばれる方は組織(チーム)を優先する方かもしれません。ミーティングの際、各人が選んだキーワードを発表すると面白いと思います。相互理解のきっかけになりますし、意外な一面を見れる驚きもあると思います。

少し難しい言葉ですが、組織のリーダーもしくはチームリーダー向けのスキルになります。ファシリテーションは、会議等を円滑に進める手法ですね。「場をつくり、繋げる」「受け止めて、引き出す」「かみ合わせて、整理する」「まとめて、分かち合う」ためのスキルと言えるかもしれません。目的は問題解決やチームビルディングに繋げることにあります。

リーダーシップ発揮に不可欠な基本能力ですが、大きく2つに分けています。仕事を回す技術(業務の側面)と人を動かす技術(人の側面)があります。保険代理店は基本的に仕事を回す技術が強く、数字に偏ることが多いのですが、中長期的には人を動かす技術を身に付けないと組織がいびつになる可能性が高いです。大手損害保険会社は、これから代理店の研修生受け入れを中止していきますので、社内でしっかり育てていく必要があります。結論として、時間あたりの生産性を高め、チームとしての力を最大限に発揮し、大きな成果へと結びつける必要があります。人材育成出来る組織(チーム)が発展していくと思います。ノバリウェイではありませんけど、組織としての考え方を十分に理解して、仕事のスキルを高めていただきたいと思います。冒頭お伝えした保険募集委員会はとても良いチームだと感じました。保険募集委員会の中心メンバーで、コーポレートサイトのコンテンツと活用方法までアイデア出ししていただけると嬉しいですね。ノバリ株式会社の大きなPRに繋がると思いますので。
では、今月は以上とします。ありがとうございました。